5月3度目の挑戦である、前回前々回は時期はGW明けであったが残雪が多く途中撤退を余儀なくされた。今回はどうであろう?登山口から15分ほどでまず 第一渡渉点へ、しかし以前あった丸木橋も後に用意されていたステンレスの橋も見当たらない。少し上流側に虎ロープが渡されている。雪解けの水流も多く最初から厄介である。ロープを頼りながら石伝いに行けそうなところをしばらく探すが無理そうである。悩んだ末に靴を脱いで渡ることにする。たかが渡渉1分程度であるが素足に雪解け水は冷たい冷たい、さらに20分ほど進んだ第二渡渉点は沢幅も狭くなりすぐに渡れそうであるが最初の1歩目だけは大股開きが要求されちょいと手こずる。そんなこんなでここまで30分ほど余計に時間を取られて渡渉し、すぐに急傾斜な長い登りとなる。1時間ほどで尾根筋に出る。今の時期は花の盛りで、コブシにも似たタムシバ、紫ヤシオ、カタクリ、イワカガミ、イワウチワ、タテヤマリンドウ、ショウジョウバカマ、シャクナゲなどと花が豊富である。到着予想の11時半から遅れること2時間の1時半に山頂到着、谷川、巻機など眺望は素晴らしい。尾瀬至仏山方面はまだ雪がたっぷりである、頂上で1時間ほど休んだあとに下山、5時に登山口着、休みを入れて9時間の参考であった。